KionixのMEMS加速度センサは、多彩なラインアップがあり、民生用電子機器、産業、健康とフィットネス、車載と多岐にわたるアプリケーションと市場で使用されています。業界をリードする性能と品質、時代のニーズに応える超低消費電力、そして、耐衝撃性および温度特性にも優れています。Kionixは、加速度センサの設計と性能に関するサポートに加えて、タップ検出、画面の回転、ジェスチャ認識、およびアクティビティ監視などの組み込みアルゴリズムを付加価値として提供しています。
Kionixの3軸加速度センサは、現在開発中の1点を含んで19機種が用意されています。フルスケールgレンジは、ユーザー選択2g/4g/8gと1.5g~15g、出力はI2C/SPIデジタルとアナログ、パッケージは2×2と3×3(mm)のLGA、5×5のDFNで、それぞれ機能によって必要ピン数を備えています。
一例として、ロームセンサ評価キットの加速度センサモジュールに使われている、「KX022-1020」の特徴を示します。
KX022-1020:3軸、ユーザー選択可能±2g/4g/8g、デジタルI2C/SPI出力、FIFO/FILOバッファ内蔵加速度センサ
KX022-1020は、FIFO/FILOバッファ内蔵、堅牢で低消費電力のI2C/SPIデジタル出力の3軸加速度センサです。タップ検出、方向、アクティビティ、ウェイクアップアルゴリズムなど幅広い組み込み機能が特徴です。衝撃およびリフロー耐性、そして熱性能は業界トップレベルで、優れた安定性を備えています。出力は最大16ビットの分解能で高精度を実現しています。フルスケールgレンジは、±2g、±4g、±8gをユーザーが選択できます。パッケージは、超小型2×2×0.9mm 12ピンのプラスチックLGAです。
<特徴>
- ・ユーザー選択可能なgレンジと出力データ
レート - ・ユーザー選択可能な8ビット低分解能また
は16ビット高分解能モード - ・デジタルハイパスフィルタ出力
- ・FIFO/FILOバッファ内蔵
- ・FlexSetTM性能最適化により低消費電力
- ・電圧レギュレータ内蔵
- ・組み込みDirectional Tap/Double-TapTM
とDevice-orientation Algorithms - ・ユーザー設定ウェイクアップ機能
- ・最大3.4MHzのデジタルI2C出力
- ・最大10MHzのデジタルSPI出力
- ・鉛フリーはんだ付け対応
- ・優れた温度性能
- ・高耐衝撃性
- ・工場出荷時にプログラムされたオフセット
および感度 - ・セルフテスト機能


<アプリケーション>
- ・ユーザーインタフェース
- ・パワーマネジメント
- ・能動的/受動的モニタリング
- ・デバイス適合機能
- ・傾斜検出機能
- ・ジェスチャ認識機能
- ・歩数計/動作モニタリング
- ・モーション制御UI
- ・スマートフォン/ポータブルデバイス
- ・ウエアラブル
- ・ヘルス&フィットネス
- ・ノートパソコン
- ・ゲーム/バーチャルリアリティ
加速度センサは、アイデア次第で様々アプリケーションに利用可能です。
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