2021.05.11
・ROHM Solution SimulatorのSolution Circuitの「Simulation」ボタンをクリックすると、その回路のイメージが開く。
・開いた回路図中央付近にあるRunマーク()をクリックすると、ROHM Solution Simulatorが起動し、そのシミュレーション回路のデフォルトのシミュレーション結果が表示される。
前回までは、ROHM Solution Simulatorがどんなものか知ってもらうために、とりあえず動かすための説明だったので詳細は省略しました。ここからは、基本操作、設定や結果表示方法などを説明して行きます。なお、操作方法などの確認を急ぐ場合は、「ハンズオンユーザーズマニュアル(PDF)」をご利用ください。
実際のSolution Circuitを開いて操作などの説明をしますので、まずはシミュレーション回路を起動します。例として、Power Device Solution CircuitのDC-DC Converterの「C6:Buck Converter Vo=250V Io=20A」を使います。アクセス方法についてはすでに説明した通りです(「ROHM Solution Simulatorのアクセス方法」参照)。
ROHM Solution Simulatorのページに行きPower Device Solution CircuitのDC-DC Converterを開き、C6の「Simulation」ボタンをクリックします。My ROHMにログインしていなければログインを要求されますので、ログインします。すると以下の回路図イメージが表示されます(図1)。 ※C6のシミュレーションを直接実行するにはこちらから →
https://www.rohm.co.jp/solution-simulator/buck_converter_vo250v_io20a
回路図中央付近にあるRunマーク()をクリックするとROHM Solution Simulatorが起動し、ユーザインタフェースや、そのシミュレーション回路のデフォルトのシミュレーション結果のグラフなどが表示された画面に切り替わります(図2)。
これで、シミュレーション回路が起動状態になりました。続いて、ユーザインタフェースについて説明していきます。
ローム主催セミナーの講義資料やDCDCコンバータのセレクションガイドなど、ダウンロード資料をご用意いたしました。
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