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基礎知識

評価編

RAGU® V1.0:ステッピングモータドライバLSI評価環境

⑤ RAGU® V1.0の操作画面説明

RAGU®ソフトウェアの各操作画面を説明します。

●メインGUI
メイン画面には、画面の画像に(01)~(04)の赤い枠で示した以下の4つのエリアがあります。

 (01)ON スイッチ:RAGU起動スイッチ
 (02)DUT制御設定:DUT制御信号入力部(モータドライバLSI)
 (03)グラフ/プロットエリア:グラフと計測値
 (04)オシロスコープ設定:オシロスコープの設定

以下は、「ONスイッチ」を除く3つのエリアに関する各設定内容です。

DUT制御設定
DUT制御エリアは、スイッチのON表示を除くと、「レベル」、「計算」、「CLK出力」、「端子電圧レベル」の4つの設定があります。図下の表は各設定内容になります。

(01)起動モード RAGU起動スイッチ
(02)レベル (a)電圧レベル
  • ・値はスライダもしくはテキストボックスへの入力で変更。
  • ・テキストボックスの切り換えはEnterキーを使用。
  • ・スライダはMAX/STEP/MINのテキストボックスで調整。
(b)周波数レベル
  • ・値はスライダもしくはテキストボックスへの入力で変更。
  • ・CLKスライダはMAX/STEP/MINのテキストボックスで設定。
(03)計算
  • ・Io(出力電流)値が表示される。
(04)CLK出力
  • ・StartボタンでCLK出力のON/OFFができる。
  • ・継続モード:CLK出力はStopが押されるまで継続。
  • ・マニュアルモード:設定されたCLKパルス数を生成。
(05)端子電圧レベル
  • ・端子名を選んで電圧レベルを設定。

グラフ/プロットエリアおよびオシロスコープ設定
グラフ/プロットエリアとオシロスコープ設定エリアは関連するので、まとめて説明します。大きく分けて「グラフ/プロットエリア」、「チャンネル設定」、「サンプリング評価」の設定があります。各内容は図下の表を参照願います。

(01)グラフ/プロットエリア (a)時間-デルタ測定
  • ・右ダブルクリックでON/OFF、右シングルクリックで青色のカーソルを移動。
  • ・時間は赤色(左クリック)と青色(右クリック)カーソル間で測定。
(b)時間-数値表示 ・左ダブルクリックでON/OFF、左シングルクリックでカーソルを移動。
(C)水平スクロール ・左右矢印ボタンで画面を水平スクロール。
(02)チャンネル設定 (a)On/Off ・チャンネル表示/非表示。
(b)項目 ・測定項目選択(出力電圧/出力電流/ICC(回路電流))。
(c)出力 ・チャンネル選択(A/B)。
(d)Value/Div ・各チャンネルの電流値(I/Div)または電圧値(V/Div)の表示。
(e)範囲 ・Value/Div設定変更。
(f)設定 ・チャンネル設定ウィンドウ表示。
(g)Sec/Div ・画面上のTIME/Div設定管理(秒単位)。
(h)サンプリング評価 ・波形スコープのサンプリング周波数をコントロール。
(03)サンプリング評価 (a)トリガ ・トリガON/OFF。
(b)チャンネル ・チャンネル選択。
(c)電流 ・トリガ電流レベル変更。
(d)電圧 ・トリガ電圧レベル変更。
(e)起動/停止
  • ・サンプリング起動/停止。
  • ・継続的に4チャンネルを読み込んでチャートに記録。
  • ・RAM(8ksample)の有効データのみ表示。
(f)保存 ・グラフをjpg.でエクスポート。
注意:スライダは1つだけ使用可能。動作中のスライダは選択したチャンネルの入力タイプ(電圧/電流)により決定される。

●ダイナミックウィンドウ(⑥機能説明参照)
ダイナミックウィンドウは「DUT制御設定」の1つです。「View → Dynamic Window Menu Item」より選択します。

  • ・ダイナミック設定ウィンドウではRAGU用メインボード(RAGU-main1-EVK-001)への設定シーケンスを事前にプログラムすることが可能。
  • ・動作サイクルはシーケンス全体のリピート回数により決定。
  • ・Repeat delay は各サイクル間の時間を設定。
  • ・“Start”で設定シーケンス開始。

●温度モニタ(⑥機能説明参照)
温度モニタも「DUT制御設定」の1つになります。「View → Tj Monitor Menu Item」より選択します。

  • ・温度モニタウィンドウで、各設定での温度管理の設定シーケンスを事前にプログラムすることが可能。
  • ・シーケンス終了時、温度ログデータはMicrosoft Excel Spreadsheetに記録。
  • ・”Start”で温度測定開始。
  • ・“Save Chart”で温度のログデータをSpreadsheet に記録。

●校正
校正機能は、「Help」メニューより選択します。注意事項として、RAGU用メインボード(RAGU-main1-EVK-001)、RAGU用オプションボード(RAGU-op1-EVK-001)を校正する前に必ずすべてのオシロスコープ設定をOFFにしてください。オシロスコープ使用中に校正を行うと、正しく校正されない場合があります。