2021.12.07
・ディスクリート設計に対してIPMは設計の容易さ、安全性、信頼性、省スペースなどの多くのメリットがある。
・IPMはカスタム性に欠けるが、本質的にはアプリケーションに適正なものを選択するのがIPMの使い方。
IGBT IPMは、IGBT素子に加えて駆動回路や保護回路などが内蔵されていることから、以下のメリットがあります。
基本的には、IPMはディスクリート設計に対して多くのメリットを持っていますが、強いてデメリットを挙げるならば仕様や特性が決まっているため、個別に調整するなどのカスタム用途には向きません。しかしながら、IPMはメジャーなアプリケーションやおおよその用途を想定して仕様を設定してあるので、用途に合うものを選択するのが本来の使い方になります。