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イベント

ロームは、2019年10月15日~18日に開催されたCEATEC2019に出展しました。今年のテーマは「MOVE FORWARD!WITH OUR SEMICONDUCTORS:Smart Society 5.0時代を支えるロームの半導体技術」で、CEATEC 2019のテーマ、「つながる社会、共創する未来:Smart Society 5.0の実現」に呼応するものです。

ブースには、「SiCパワーソリューション」、「オートモーティブソリューション」、「アナログ・モータ」、「センサ・無線」の4つの展示コーナーに加え、恒例のモノづくりコンテンスト「ROHM OPEN HACK CHALLENGE」に関する展示、ロームエンジニアによる「RHOM’s Live」プレゼンテーションステージが設けられました。

50を超えるパネルとデモ機の展示と、4日間で述べ39回のプレゼンテーションが実施されました。Smart Society 5.0に貢献する半導体製品、それらを用いたアプリケーションやソリューションなどを紹介させていただき、多くのご来場者にお立ち寄りいただきました。

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出力コンデンサなしでも安定かつ高速応答が可能な
Nano Cap™LDO(参考出品)

ロームは独自の最先端電源技術による「Nano Series」を展開しており、超高速制御テクノロジー「Nano Pulse Control」、超低消費電流テクノロジー「Nano Energy」による電源ICをリリースしています。

今回発表したNano Cap™LDOは、新しいNano Cap™テクノロジーにより、出力コンデンサなしでも安定的に動作し、十分な負荷過渡応答も得られるLDOです。図が示すように、負荷デバイスの入力コンデンサだけ、さらにはどちらのコンデンサもなくても、従来品に比べ高速な負荷過渡応答が可能で、一般的な電源電圧許容差である±5%精度を維持可能です。

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これにより、部品点数の削減が可能で、近年の積層セラミックコンデンサの供給不足のような事態への対処も可能です。
なお、今回は参考出品のため詳細に関しては個別にお問い合わせください。

xEV向け高電圧パワーデバイスソリューション

ロームは、SiおよびSiCベースの各種パワーデバイスとモジュールを開発しており、車載用も多数ラインアップしています。パワーデバイスセクションでは、近年発展が著しいxEV(電気モータを動力として使用する自動車の総称)向けのソリューションを展示しました。

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高電圧バッテリを中心に、降圧DC/DCコンバータ(SiC)、メインインバータ(SiC)、エアコン電動コンプレッサ(IGBT)、PTC(Positive Temperature Coefficient:正温度係数)ヒータ(IGBT)、SiCゲートドライブソリューション、そしてワイヤレスチャージャ、オンボードチャージャといったアプリケーションを展示しました。

これらの電装品には、xEVの走行距離を伸ばすため、可能な限りの低消費電力化が求められています。これにはパワーデバイスの損失低減が鍵となっており、アプリケーションに適材適所となるパワーデバイスを使うことが重要になってきます。

この展示でも、降圧DC/DCコンバータやメインインバータなどの高速スイッチングを求められるものにはSiCパワーデバイスが、電動コンプレッサやPTCのように駆動周波数が低いものにはIGBTの応用アプリケーションを展示しました。

Tech Webでも紹介しているラインアップがありますので、下記を参照願います。