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小型・低損失ショットキーバリアダイオード「RBR/RBQシリーズ」のラインンアップを拡充RBQシリーズ:高温環境下でも安定動作 高耐圧ニーズに対応する100V品追加

2022.06.28

ロームは、車載機器、産業機器、民生機器など多種多様なアプリケーションで採用実績の高い、小型・高効率のショットキーバリアダイオード(以下、SBD)「RBRシリーズ」12製品と「RBQシリーズ」12製品をラインアップに追加しました。これで、シリーズ合計全178製品にラインアップを拡充しました。また、両方のシリーズに車載信頼性規格AEC-Q101に準拠したバージョンが用意されています。

あらゆるアプリケーションで低損失化の要求が高まり、他のダイオードに比べて順方向電圧VF(以下VF)が低い低損失なSBDの採用が増加しています。しかしながら、損失低減を求めてVFを低くすると、背反関係にある逆方向電流IR(以下IR)が大きくなり、熱暴走リスクが高まるため、SBDの選定には用途と目的に合わせたVF特性とIR特性のバランスの検討が重要になります。

ロームはVF特性とIR特性のバランス要求に対応するSBDのラインアップを強化しており、さらに大電流・高電圧・小型化に向けてラインアップを拡充しています。今回ラインアップを拡充したRBQシリーズは、VFとIR特性のバランスタイプで熱暴走リスクを低減します。同じくRBRシリーズは、IRを抑えつつVFを低減したのが特徴で損失低減に貢献します。

ロームのパワーダイオードのラインアップ

以下にRBQシリーズのポイントを説明します。RBRシリーズのポイントに関してはこちらの記事を参照願います。

RBQシリーズのポイント その1:低IR特性により熱暴走リスクを軽減し、高温環境下でも安定動作

RBQシリーズは、独自の障壁形成技術により、スイッチング電源に最適なVF特性とIR特性のバランスを実現しました。ローム従来品と比較して、逆電力損失を60%低減しており、高温時の熱暴走リスクを低減することができます。これらの特徴から、高温環境での動作が求められる車載のパワートレインや産機機器向け電源などに最適です。RBQシリーズはRBRシリーズともに、車載信頼性規格AEC-Q101に準拠したバージョンを用意しています。

ロームのショットキーバリアダイオードRBQシリーズの逆電力損失。従来品より60%低減/ロームのショットキーバリアダイオードRBQシリーズのパッケージ外観。

RBQシリーズのポイント その2:高耐圧化のニーズに向けて100V品を追加しラインアップを強化

RBQシリーズには、今回新たに100V品12製品(6機種それぞれに民生用/車載用を設定)が追加されています。カソードコモンタイプとシングルタイプ合わせて、計38製品のラインアップ(耐圧:45V/65V/100V、電流:10A~30A)に拡充されました。

ロームのショットキーバリアダイオードRBQシリーズのラインアップ一覧。100V品を追加

対応アプリケーション例

  • ・産業機器向け電源
  • ・オーディオ
  • ・ノートPC
  • ・xEV
  • ・エンジンECU
  • ・AC-DC、DC-DC回路 2次側整流

関連情報

  • ◆ 動画(公開している動画は同じものです)

ロームプレスリリースのページから
https://www.rohm.co.jp/news-detail?news-title=2021-08-05_news_sbd&defaultGroupId=false&newsCategory=press

YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=WA1pKnjNsxY&feature=emb_imp_woyt

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