2017.09.26
赤外高出力半導体レーザは、モーションセンサやジェスチャ入力をはじめ三次元距離測定など、様々な用途に利用可能です。高出力の赤外線を放射し、対象物が反射した赤外光を受光することにより、人や物体の動きと位置を高い精度で検出することができます。
RLD8xxxJxシリーズは、820~850nm帯の高出力赤外半導体レーザです。CW(無変調連続波)で200mWの高出力を達成しています。温度特性に優れ、レーザ光の方向が変わるなど不安定要因であるキンクはありません。
特長
アプリケーション
アプリケーションとしては、モーションセンシングや三次元距離測定の他、今後様々なセンシングへの応用が期待されます。
以下に、奥行き(距離)の測定方法の例を示します。
820~850nm帯 赤外高出力半導体レーザ:RLD8xxxJxシリーズ
品名 | 波長 λp (nm) |
絶対最大定格 (Tc=25℃) |
内容 | 条件 Po (mW) |
等価回路図 | ||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
Po (mW) |
VR (V) |
Topr Max. (℃) |
ITH (mA) |
Iop (mA) |
η (W/A) |
Vop (V) |
Im (mA) |
θ⊥ (deg) |
θ// (deg) |
内容 | |||
☆RLD82PZJ1 | 822 | 220 | 2 | 60 | 50 | 255 | 0.95 | 2.4 | 0.30 | 17.0 | 9.5 | 200 | ![]() |
☆RLD84PZJ2 | 842 | 220 | 2 | 60 | 50 | 255 | 0.95 | 2.4 | 0.30 | 17.0 | 9.5 | 200 | |
☆RLD82NZJ1 | 822 | 220 | 2 | 60 | 50 | 255 | 0.95 | 2.4 | 0.30 | 17.0 | 9.5 | 200 | ![]() |
NEW RLD84NZJ2 |
842 | 220 | 2 | 60 | 50 | 255 | 0.95 | 2.4 | 0.30 | 17.0 | 9.5 | 200 |
☆:開発中
仕様の詳細は、リンクからデータシートで確認願います。リンクのない製品に関してはお問い合わせ願います。
安全性について
本製品は、一般的な電子機器への使用を意図しています。 半導体レーザからでるレーザ光は人体に有害ですので、動作しているとき、 発光部を直接見たり、レンズやファイバを通して見たりしないよう十分注意してください。
ローム主催セミナーの講義資料やDCDCコンバータのセレクションガイドなど、ダウンロード資料をご用意いたしました。
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