抵抗器|基礎編
抵抗器とは?
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抵抗器の基礎知識
抵抗器は、電流の流れを制限することで電気回路をスムーズに動作させるはたらきをもつ、電気回路に欠かせない部品のひとつです。 -
抵抗器の種類 (アウトライン)
抵抗器を形状で分けると面実装タイプとリードタイプの2種類に分類できます。 -
シャント抵抗器
回路電流を検出する電流検出用途の抵抗器を総称してシャント抵抗器と言います。
チップ抵抗器の構造
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製造工程(製造フロー例)
ロームチップ抵抗器で代表的なMCRシリーズの製造工程 (製造フロー) について説明します。 -
スクリーン印刷とは
スクリーン印刷とは印刷パターンをメッシュ下地のスクリーンマスクに形成し、ペーストを塗布し、スキージで掻き取ることで目標物 にパターンを転写する印刷法です。 -
レーザトリミング
抵抗値のばらつきを調整するため、「レーザートリミング」を実施します。
チップ抵抗器のスペック
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チップ抵抗器サイズ
チップ抵抗器の外形寸法は企業独自の呼び方とmmとinchの表記があります。 -
定格電力とは
定格電力とは規定の周囲温度において、連続動作状態で使用できる電力の最大値です。 -
定格電圧とは
定格電力だけでなく電圧に関しても注意しなければならない項目について説明します。 -
端子温度ディレーティングを用いた高電力保証について
端子温度ディレーティングは、周囲温度で規定される電力軽減曲線を周囲温度で規定するのではなく、電力印加時の製品の端子温度で規定を行います。 -
抵抗温度係数とは①
抵抗器は、温度の変化とともに抵抗値が変化していきます。その変化の割合を抵抗温度係数といいます。 -
抵抗温度係数とは②
抵抗温度係数の値が正負で規定されている理由を厚膜チップ抵抗器を例に説明します。 -
抵抗温度係数(TCR)計算ツールの使い方
ロームの扱うTCR計算ツールの使い方について説明します。
チップ抵抗器の使い方
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定格電力を超えての使用について
抵抗器の使用可否判定は、製品に定常的に印加される電力の最大値にて行う必要があります。 -
基板設計が抵抗温度係数に与える影響(シャント抵抗器)
シャント抵抗器は電流を流す配線と電圧を測定する配線を分けることで、より高精度な電位差測定が可能です。 -
抵抗温度係数に影響を及ぼす要因①
銅箔の影響を小さくするために、センシングラインはシャント抵抗器のパッド内でのレイアウトが有効です。 -
抵抗温度係数に影響を及ぼす要因②
プリント基板の銅箔を厚くするにつれ、ランドの抵抗温度係数への影響は大きくなります。 -
抵抗温度係数に影響を及ぼす要因③
センシングラインの引き出し位置により銅箔や銅電極の影響を受けて抵抗温度係数に差が生じる事があります。 -
抵抗温度係数に影響を及ぼす要因④
電流経路によっても抵抗温度係数への影響を受けます。 - 抵抗器 注意事項(PDF)
- 抵抗器 – はんだ付け条件 / 参考ランドパターン(PDF)
チップ抵抗器の故障事例
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サージによる厚膜チップ抵抗器の破壊
抵抗器にサージ電圧が加わると、過剰な電気的ストレスにより、最悪の場合チップが破壊されることがあります。 -
半田クラックによるチップ抵抗器の抵抗値不良
温度サイクルを繰り返すと、接合部に半田にクラックを生じることがあります。 -
硫化による厚膜チップ抵抗器の破壊
硫黄成分は金属表面に吸着し、徐々に金属と反応していきます。 -
裏面実装低抵抗抵抗器の優位性について
裏面実装構造は基板と発熱点の距離を短縮し放熱特性を向上させられる構造です。 -
過負荷による破壊
製品毎に定められている以上の電力(電圧)が印加された場合の故障事例について説明します。 - よくあるお問い合わせ
抵抗器
基礎編
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抵抗器とは?
- 抵抗器の基礎知識
- 抵抗器の種類 (アウトライン)
- シャント抵抗器
- 製造工程(製造フロー例)
- スクリーン印刷とは
- レーザートリミング
- チップ抵抗器 サイズ
- 定格電力とは
- 定格電圧とは
- 端子温度ディレーティングを用いた高電力保証について
- 抵抗温度係数とは①
- 抵抗温度係数とは②
- 抵抗温度係数(TCR)計算ツールの使い方
- 定格電力を超えての使用について
- 基板設計が抵抗温度係数に与える影響(シャント抵抗器)
- 抵抗温度係数に影響を及ぼす要因①
- 抵抗温度係数に影響を及ぼす要因②
- 抵抗温度係数に影響を及ぼす要因③
- 抵抗温度係数に影響を及ぼす要因④
- サージによる厚膜チップ抵抗器の破壊
- 半田クラックによるチップ抵抗器の抵抗値不良
- 硫化による厚膜チップ抵抗器の破壊
- 裏面実装低抵抗抵抗器の優位性について
- 過負荷による破壊