IGBTパワーデバイス|応用編

IGBT IPM:保護機能と動作シーケンス

2022.12.27

この記事のポイント

・BM6337xS-xx/BM6357x-xxシリーズを例として、IGBT IPMの保護機能と動作シーケンスについて説明する。

・保護機能の理解と同時に動作シーケンスや外付け部品定数の計算方法なども理解する必要がある。

ローム第3世代のIGBT IPMであるBM6337xS-xx/BM6357x-xxシリーズを例として、IGBT IPMの保護機能と動作シーケンスについて説明します。設計においては、保護機能の理解と同時に動作シーケンス、抵抗やコンデンサなど必要となる外付け部品定数の計算方法なども理解する必要があります。ここでは、以下の項目に関する説明をします。

また、例とするIGBT IPMのデータシートも併せて読み進めると理解しやすいので、該当製品データシートへのリンクを記します。

シリーズ 機種 定格
温度出力機能付き
過熱保護機能付き
BM63373S-VA / BM63373S-VC 10A/600V
BM63374S-VA / BM63374S-VC 15A/600V
BM63375S-VA / BM63375S-VC 20A/600V
BM63377S-VA / BM63377S-VC 30A/600V
温度出力機能付き BM63573S-VA / BM63573S-VC 10A/600V
BM63574S-VA / BM63574S-VC 15A/600V
BM63575S-VA / BM63575S-VC 15A/600V
BM63577S-VA / BM63577S-VC 20A/600V

※ -VA:長尺タイプ、-VC:制御側千鳥タイプ

【資料ダウンロード】 IGBTの基礎

IGBTは代表的なパワーデバイスの1つで、モーター駆動を始めとした幅広いアプリケーションで利用されています。このハンドブックでは、IGBTの基礎的な理解として、IGBTの特徴を基にした適用範囲とアプリケーションのイメージ、構造と動作原理、他のパワーデバイスとの比較および使い分けについて解説します。