熱設計|
熱抵抗と放熱の基本:放射における熱抵抗
2020.11.24
この記事のポイント
・放射とは、電磁波による熱移動のことで、分子を介して熱移動する伝導と対流とはメカニズムが異なる。
・放射における熱抵抗は、放射熱伝達率と発熱体の表面積の積の逆数。
今回は、伝熱形態の伝導、対流に続く3つ目、「放射」における熱抵抗についてです。
放射とは
放射とは、電磁波による熱移動のことです。分子を介して熱移動する伝導と対流とはメカニズムが異なります。物体、流体がない真空中でも熱移動ができます。
放射における熱抵抗
以下は、放射における熱抵抗を示す式です。

放射における熱抵抗は、放射熱伝達率と発熱体の表面積の積の逆数になります。式から物体の表面積、温度、放射率が放射の熱抵抗に影響を与えます。
ここまで、伝熱3形態である伝導、対流、放射における各熱抵抗の式を示してきました。いずれも、基本となる式なので、各項と熱抵抗の関連を確認してください。
【資料ダウンロード】 電⼦機器における半導体部品の熱設計
電子機器の設計では近年熱対策が注目され、熱設計が新たな課題になっています。熱は以前から重要検討事項ですが、近年は電子機器に対する要求が変化しており、従来の熱対策を見直す必要が出てきました。このハンドブックでは、基本的に電子機器で使われるICやトランジスタなどを前提にした熱設計に関して解説します。
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